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「HOME WORK」 秋生 |
Date: 2004-03-15 (Mon) |
また笑ってしまった。
君の言葉はあたたかくぼくをくすぐる。
歩道の溝にパンプスのヒールひっかけてこけそうになって
飛び込んだお弁当屋さんで小銭ばらまいて
仕事がひとつ無事まとまってほくほくの笑顔でドア開けて。
見えない君の今日一日がぼくの中の引き出しにまた溜まっていく。
電話の向こうでいじけられると次の日に早出することなんて忘れてしまって、
「朝一の新幹線で行くから」なんて行ったら本気で怒られる。
会えない時間は、お互いがお互いの場所でお互いのことに必死にならなければ
それぞれに大事なもののために頑張らなければ
何のために同じ場所にいないのか。
「あったかくなったら今年もあの川に行こう」
君の見せてくれた君の街のホタルを見に行こう。
「うん。約束」
君のほころんだ顔が伝わるから。
ほら、また笑ってしまった。
うん。一緒にね。
同じ思いでいられる時間をもっと沢山増やそうね。
一緒にいられなくても。
一緒に過ごせない分
どんなに小さなことでも分け合おう。
決して遠いわけじゃない。
いつかずっとずっと一緒にいられる日のために。
それが、ぼくたちに課せられた宿題だから。
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